歯列矯正で知っておいて欲しいこと(8)保定期間【途中経過3年目】

この記事は歯列矯正をしようか考えている人、歯列矯正を始めたばかりで不安な人のために書きました。
*記事の内容は自身で調べた内容と通院している矯正歯科の先生から教わった内容を元に書いてあります。
*治療方法は舌側矯正(メタルワイヤー)です。
前回の記事では『2年目の途中経過』について紹介しました。
詳細はこちらから↓
歯列矯正で知っておいて欲しいこと(7)輪ゴム治療【途中経過2年目】
*歯列矯正のまとめ一覧はこちらから
この記事では装置装着から3年目の歯の動きと痛みの経過、注意点などがまとめてあります。
2年目終了の状況
- 23ヶ月目で矯正治療はひとまず完了。
- 後戻り防止の保定期間(装置を付けたままの状態)を3ヶ月以上取るよう指示があったので、6ヶ月を選択。
【定期検診の内容】
検診は3週間〜1ヶ月に1回あります。
私の通っている病院は人も多かったため完全予約制でした。
矯正治療が完了しているので、定期健診は微調整と虫歯の有無、歯の掃除です。
検診時間は約15分くらいで終了します。
詳しい状況(1月〜12月)
27ヶ月目
装置はワイヤーを少し締めるだけの微調整でした。
輪ゴム治療は今月ストップです。
保定期間になってからは、なるべくスパンを開けて次の予約を取っています。
歯並び治療の時は歯をどんどん動かした方がいいので、痛みに耐えられる人であれば3週間とかで次の予約とっても良いと思います。
調整後、ブラックトライアングル本当に気にならないか心配されました。
(保定期間に入っているので、後から再治療できない為)
感覚的に歯並び悪かった方がブラックトライアングル気になります。
ただ、現段階で既に歯茎が下がってちょっと縦長になってるので、これ以上やるとバランスが気になるのでやめました。
*現在はゴマなどが嵌ってたまに不便です。
機能重視の方だったらやってみてもいいかもしれません。
やっぱり高校までには矯正しておきたい!
知人に矯正した人が何人かいますが、25〜6歳のときに矯正始めた人は2〜3年くらいかかっていて、まだやってるの?という感じでした。
(気に入らなかったのでもう一度矯正したらしいです。)
18歳くらいの女の子は早くて1年半〜2年くらいでした。日本ではなかったので速度差もあるのかもしれません。
中学の同級生は1年くらいで終わったそうです。
当時、その子に対してカバーしてるなあくらいにしか思わなかったので意外と人の目もあんまり気にしない方がいいと思います。
私も突然装置をつけ始めた時は、取引先の人に一瞬ギョッとされましたが(笑)次会った時は特に何もありませんでした。
28ヶ月目
微調整で終わりました。
0.2mmの紙が良く噛めるので問題有りませんとの事でした。
輪ゴムは寝る時だけ装着になりました。
29ヶ月目
後戻りしているようで部分的に追加ワイヤーをしました。
以前は追加ワイヤーをすると痛すぎて物が噛めないくらいでしたが、
現在は特に痛みもなく食べ物も問題ありませんでした。
夜の輪ゴムは継続です。
少し気になる点は見た目は綺麗に揃っているのですが、内側が揃っていない感じがすること、ブラックトライアングルに小さいものが嵌ってしまうことです。
多分これが気になって吸ったりすると三角部分広がるのでは…と勝手に思ってますw
30ヶ月目
微調整でしたが、前回は処置後の締め付け感がすぐ収まりましたが、今回は処置後数時間後から締め付け感があり、翌日も締め付け感が有りました。
就寝中の輪ゴムは引き続きです。
噛み合わせも直したので、食事中に歯がぶつかったりします。
原因は、噛み合わせが正しい位置になった事により、歯の谷と山がずれたからだそうで、段々削れていくので問題ないそうです。
(そんな気軽に削れていいの?と思いましたがw)
31ヶ月目
装置を使っての保定期間がそろそろ半年になるので継続するか聞かれました。
ここで外す場合は、マウスピースを12時間以上着用が半年、その後夜だけ着用になります。
継続の場合は半年そのまま、半年後夜だけ着用になります。
ただ、現在ワイヤー調整の際、たまに絞めたり、部分的に追加ワイヤーしているのでやはりまだ後戻りはする感じです。
殆どの人がもう半年やるそうですが、やる場合は毎月処置料がかかります。
ここでやめると一ヶ月、三ヶ月、、、となるので二、三回分は料金お得になるのでは?と思いました。(大差ないですが…)
やるならとことんやりたいので、あと半年やることにしました。
当時の状況的に、継続の場合は年末までと言われて「まだあと年末までかかるのか〜」と思いましたが、今年から半年あっという間だったのであんまり気にならないかもしれないです。
(もともと矯正に外観的な抵抗がないので気にならないのかも…)
今回の調整では輪ゴムが変わりました。
引き続き寝るときだけなのですが、上下の奥歯に引っ掛けます。
(前は犬歯付近を上下でハの字に引っ掛けていました。)
ゴムのサイズも少し小さくなりました。
32ヶ月目
調整自体は微調整でした。
薄々、噛み合わせ戻ってきてる?とは思いましたが寝るときの輪ゴムの種類が変わるという…。
前のゴム使用で斜めがけになりました。
(3本を斜めにかけて横にずれてる噛み合わせを戻す目的)
前回まで外すかどうかの話だったのに、ゴム3本…と思ってしまった。
先生から装置を外す話をされた場合は、歯の状況をしっかり聞いた方がいいと思います。
輪ゴムが結構きつめに引っ張ったのか、調整でワイヤーしめたのか、半日〜1日ものを噛む時は歯が痛かったです。
33ヶ月目
今回の調整では、左側の上の歯半分はチェーンゴムが2重になり、久々に噛むだけでそこそこ痛かったです。
痛みは2日くらいありました。
ゴムの掛け方が変わりました。
同じゴムで八の字がけになりました。
全然関係ないですが、下唇を噛む癖がある人は下だけたらこ唇になる可能性があるのでやめた方が良いらしいです。
調整中の横で言っていましたw
34ヶ月目
調整は微調整という感じで、ゴムの掛け方も継続になりました。
今回は薄い紙を使って噛み合わせのチェックをしていました。
(このチェックは定期的にあります。)
チェックの仕方はカーボン紙のようなもを噛んでギリギリしてどのくらい色が落ちてるかをチェックするものでした。
色が落ちている分、噛み切る力があるということです。
35ヶ月目
前回同様、調整は微調整、ゴムの掛け方も継続になりました。
予定だと年末外す予定です。
鶏肉など前歯の間に物が挟まった後行くと追いワイヤーされます…(笑)
果たして大丈夫なのか…。
最近は追いワイヤーしても物が噛めなくなるほど痛い、ということは無くなりました。
顎がガクッって突然なるやつも減ってきたと思います。
(完全に無いわけではなく、未だたまになります。)
36ヶ月目
前回同様、調整は微調整、ゴムの掛け方も継続になりました。
装置は予定通り年末外すそうです。
37ヶ月目
装置は次回外す事に!
調整という調整もあまり無く、ちょっとしまったかな?という程度の調整でした。
ゴムもそのまま着用。
下あごの型を取りました。
型取りから歯が動きすぎても困るみたいで、次回は2週間後のできるだけ早めにという事になりました。
予約が取れず2日がかりになりました。
38ヶ月目
1日目
装置を取り、4個程型取りをしました。
装置の取り方は、ニッパーかペンチ(見えないので正確には不明)で割と原始的な取り方だったので、顎に響きました。
先生からは予め、取るとき衝撃が強いからと言われましたが、それより痛いのはやっぱり歯茎に金属系の道具が当たるときでした…。
黒板に爪でキーキーやるあれよりマシですが、ジャリジャリ響くのが苦手な人は厳しいかもしれないです。
歯形取りは上下で2個ずつ?か3個ずつとって1日目は終了。
2日目
翌日リテーナー(マウスピース)を合わせに行きました。
歯形からリテーナー作成に数時間かかるので、二度行く必要があるそうです。
(予約が午前、午後と取れなかったので二日かかりました。)
二日目はリテーナーはめて着脱方法の説明のみなのに受診料は変わらずでした…。
装置での保定期間を長めに取ってはいましたが、最初の三ヶ月はやっぱり12時間以上は装着しないといけないそうです。
リテーナーを装着しての食事と味のある飲み物は一切禁止です。
装着している場合は水のみ飲んでOKです。
飲食後は歯磨きをして装着する必要があり、結構面倒です。
1年分のまとめ
- 保定期間を半年から1年に変更しました。
(6ヶ月目ギリギリまで大掛かりな調整があった為) - 食事中に食べ物が歯に挟まってると食後には隙間が空いているくらい歯は後戻りし易いです。
- 寝てる間に顎がガクってすることが減ってきました。
次回は4年目以降についてまとめてあります。
歯列矯正で知っておいて欲しいこと(9)リテーナー治療【途中経過4〜6年目】
リテーナーの変化などについて書かれています。
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