歯列矯正で知っておいて欲しいこと(1)【メリット・デメリット】
この記事は歯列矯正をしようか考えている人、歯列矯正を始めたばかりで不安な人のために書きました。
歯列矯正の考え方、メリット・デメリット、実際受けてみてどうだったかについて書いてあります。
参考になれば幸いです。
*記事の内容は自身で調べた内容と通院している矯正歯科の先生から教わった内容を元に書いてあります。
*どの治療をされるかはご自身の判断にてお願いします。
*歯列矯正のまとめ一覧はこちらから
芸能人の間でも急激に増えている歯列矯正
https://www.ha-channel-88.com/kyousei/
矯正歯科(歯列矯正)とは、ガタガタの歯並びや出っ歯などを、きれいな歯並びにする治療です。
芸能人は歯が命!
というだけあって歯列矯正をしている芸能人は近年さらに増加傾向にあります。
その中でも表側矯正(表にワイヤーが見える古いタイプ)が何故か増えています。
芸能人であれば、舌側矯正、インプラント他にもマウスピース矯正など選択肢が沢山あるのになぜ表側矯正?
おぎやはぎの矢作さんや、エレキコミックのやついさんなどなぜ表側矯正にするのでしょうか?
それはメリットが沢山あるからです。
まずは歯並びについて説明します。
歯並びが悪いと…
見た目が気になるだけでなく、歯ブラシが隅々まで行き届かず、虫歯になり易くなります。
http://www.e-smilenet.com/mama/mushiba/2008/05/post_9.html
咬み合わせの悪さがアゴを動かす筋肉に負担をかけている場合もあり、顎関節の異常や、肩こり、頭痛を引き起こす。
時には、ホルモンバランスに影響を与えて生理不順や生理痛の原因になることもあります。
歯ぎしりが気になったりしませんか?
それも噛み合わせのトラブルの可能性があります。
歯列矯正のメリット・デメリット
矯正する上で必ず知っておきたいメリット・デメリットがあります。
メリット
・歯並びが良くなる
・歯磨きがしやすくなる
・歯の寿命が延びる
(歯並びが悪いと虫歯になりやすい為寿命が短くなるという考え)
・顎関節症の予防
(必ず防げるという訳ではありません)
・歯ぎしりの軽減
(歯並びが原因だった場合のみ)
デメリット
デメリットもあり、必ず確認いただきたい点です。
・装置を付けるので見た目の悪さや、装置の違和感が気になる
・装着に痛みを伴う場合がある
・装置を装着しているため、歯磨きがし辛くなり、虫歯になる可能性がある
・歯ブラシを3本ほど使い歯磨きが大変
・固いものが一時的に噛めなくなる
・ガムやキャラメル等装置に引っかかるものが食べれなくなる
・装置を外しても2〜3年はマウスピースのような器具(リテーナー)を付ける
・上記の器具(リテーナー)は一生付けることが理想とされているので実質一生付けることになる
知っておくべき歯列矯正のこと
歯列矯正は出来るだけ若い方が良い
小学校高学年くらいから歯列矯正は始めることが出来ます。
成長過程にある子供は歯の移動がしやすく、骨も成長している途中なので顎を大きくしたり、前後的な上顎、下顎の位置関係を改善しやすいメリットがあります。
そのため、抜歯する必要がありません。
「並びの悪い歯を戻す」のではなく、「生えてくる歯を正しい位置に並べる」矯正をする考えです。
前歯の咬み合わせが逆だったり、極度の出っ歯だったり、顎を左右にずらして咬んだりするお子様の場合大人の歯が生え始める6~7歳の頃に矯正治療を開始することが可能です。
http://www.blin-ayusawa.com/kyousei/child.html
また、多くの場合、子供の矯正は大人の矯正より安い費用で済みます。
子供の歯列矯正でもデメリットはあります
永久歯が生え揃っていない場合、矯正を1期と2期治療として分別して行うため大人より長期間になる場合があります。
http://www.blin-ayusawa.com/kyousei/child.html
他にも、大人より歯磨きが上手くないため、虫歯・歯肉炎には注意が必要であったり、見た目の問題でクラスメートにからかわれるなど心理的問題もあります。
ですが、矯正せず歯並びが悪くてからかわれる場合もあります。
まずはお子さんと相談しましょう。
お子さんが協力的でないと悪くなってしまう場合もあります。
歯には「設計図(理想の比率)」がある
目、鼻、顎、顎先、歯の角度、歯茎の位置やそれぞれのパーツの距離感など、機能的にも、審美的にも理想とする位置を図式化したものです。
設計図は所謂Eラインやハリウッドラインに近く、矯正することによって横顔がスッキリします。
骨格を大きく動かせるのは歯が生え揃う前後の期間。
なので矯正は若いうちがいいそう。
たとえ年令が上がっても骨格を動かさない矯正治療は可能です。
大人の矯正の場合、骨が成長しきっているのでその人の顎に合う矯正をします。
最新技術より昔ながらの治療法を
私が選んだのはワイヤー治療です。
そのためワイヤー治療を重点的に書いています。
*どの治療をされるかはご自身の判断にてお願いします。
次回は治療方法について説明します。
歯列矯正で知っておいて欲しいこと(2)【治療の種類】
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