【植木鉢アレンジ】100均テラコッタポットの金継ぎ風アレンジの仕方【DIY】
こんにちは、有馬次郎です。
先日、多肉狂にはめずらしくアガベ(笹の雪、王妃雷神、五色万代)を購入しました。


滅多にアロエ・サボテン系を買わないので、おしゃれな鉢が欲しいな〜なんて思ってたんですよ。
アガベと多肉って雰囲気が全然違くて、多肉はどちらかというとカントリー風というか、ナチュラルでほっこりした感じ。もちろん、おしゃれな感じにもアレンジはできるけど、やっぱり見た目が花っぽいからか多肉は女性らしさが出やすいし、そういう雰囲気が似合うと思っています。
で、アガベはというと種類や鉢によって男らしさが強くでるし、可愛い鉢に入れればそれなりに可愛く見える感じ。だからいつも使ってる鉢だと面白くないかなと思って、似合う鉢を探していたんです。
陶器鉢、木製鉢、セメントポットと色々探したんですが、購入したアガベのサイズと欲しい植木鉢のサイズとイメージが合わなくて、食器(湯飲みとか)も考えるも、アガベが初めてなのでやっぱり鉢で育てたくて…。
(しかも途中で五色万代がお亡くなりに…😭)
で、もういっそのこと作っちゃおうか。となったわけなんです。
失敗してもいいやってことで、今回は100均のテラコッタポットとアクリル絵の具を使ってDIYしました。
作り方が曖昧なまま作ったので失敗してる部分もありますが、どんなところに注意した方がいいかポイントも合わせてまとめたので、ぜひ参考にしてみてください〜。
では早速内容に!
完成イメージは「金継ぎ」風
冒頭で言ったように、アガベってかっこよくもあり、可愛くもある植物なんです。
で、先住の多肉とサボテンもいるのであまり男らしすぎるのも変かなと思って、繊細さも感じさせる何かないかな〜と考えていたら、「金継ぎ」をひらめきました。
金継ぎというのは、割れてしまった食器を漆で補修して最後に金粉で仕上げたものをいいます。

昔アクセントに金を使った食器が流行ってたじゃないですか。
あと大理石柄。
あのモダンでスタイリッシュな雰囲気が結構好きで、金継ぎを応用させれば似た雰囲気が出ると思ったんです。
エメラルドグリーンの焼き物に金継ぎっておしゃれかな〜って軽いノリで作業開始しましたw
作り方
材料
材料は家のありものを使用しました。
- アクリルガッシュ(アクリル絵の具)
- 100均の素焼き植木鉢
- 金の絵の具(メーカー不明)
- 絵皿と絵筆
- 雑巾
- マスキングテープ
ターナー信者なので絵の具はターナーです。
(高校時代の道具もあるので汚いのはスルーしてくださいw)
100均の素焼き鉢はスタッキングできる部分(縁)の幅が狭めですが、ホムセンとかでは幅広めの可愛いやつも売ってるので、好みのものを探してみてください〜。
(個人的には縁の厚みなしのがあるとよりおしゃれかなと…w)

どんな色にしようか決めてないのでとりあえず合いそうな色を引っ張り出してきました。
手順
❶初めに雑巾で粉塵などの汚れを落とします。
はたき落とす感じで白っぽい汚れを落とします。
汚れが落ちない場合はこすりながら拭き取ります。

❷内側にマスキングテープを貼ります。
土を入れるので、マスキング貼らなくてもいいですが、作業してます感?ちゃんと作りました感を出すために貼りましたwww

❸下地(白)を鉢の表全体に塗ります。
エメラルドグリーンを塗る予定なので、トーンが落ちるかと思って白を入れることにしました。

一層塗って乾かしてを繰り返して3層くらい塗りました。
素焼きは水捌けが良いという特性がここでも発揮されて、水多めの絵の具にしましたが塗るとすぐに水分を吸収しました。
ムラなく且つ筆跡なく塗るには、水の量と乾燥時間がポイントになるかなと思います。

アクリルといえど乾く前はただの絵の具なので、半乾きでしつこく塗り重ねるとムラができるので注意が必要です。
水の量を減らすと伸びが悪くなってう〜んという感じ。難しいですね。
好みの濃さに自分で調整するしかないと思います。(無責任w)
❹ベースの白を塗り終えたら、奥行きを出すために灰色を部分的に重ね塗りします。

最初の方でいろんな色を出したんですが、五色万代がお亡くなりになってしまったのと、途中で力尽きたので結局この3色しか使いませんでした。
❺灰色が乾いたら次に薄水色を重ね、下の方から濃いグリーンを重ねます。
筆の跡が嫌だな〜って思って途中で100均の水で膨らむクッションパフを導入しました。
角張っていたので跡がついてちょっと失敗しましたが、根気よく塗り重ねて↓こんな感じに
(途中写真撮るの忘れましたwww)
❻地色が乾いたら金継ぎの画像を見ながら適当に金ラインを引きます。

ヒビになるラインは細い絵筆で水墨画気分で適当に入れました。
一度細めに書いてから、絵の具を多めにとって最初に描いた線に乗せるように二度塗りすると綺麗に出来ると思います。
2、3回重ね塗りするとぷっくり感が出ておしゃれにできます。
で、できたのがこちら。↓

左は白→灰色→水色→灰色で仕上げたパターンです。
金ライン近くに角張った跡がありますが、それがクッションパフの跡です。
クッションパフで塗るときも半乾きだとムラになったので、左のは逆にそのムラを活かした感じに仕上げました。
クッションパフの跡と筆跡が気になる場合は、本体が乾いたあとに少量の水を含ませた絵筆で気になる部分を撫でるように塗るとムラが軽減できます。
ただし、力加減を間違えるとムラになります。(難しいですw)
アガベを植える
鉢底石→水捌けのいい土→アガベの順で植えます。

表面の土感がおしゃれじゃないので、ココファイバーを詰めることにしました。
モダンな雰囲気にしたい場合は、ウッドチップやバークチップを使うともっとオシャレになると思います。

↑の感じで化粧石をのせてもいいかと思います。
私はココファイバーを寄せ植えでも使っているのでココファイバーを使いました。

ココファイバーを乗せるだけだと↑こんな感じで爆発状態になっているので、爪楊枝や竹串などの尖ってるもので飛び出している繊維を中に入れ込みます。

これで完成です!
横から見ると↓こんな感じ。
大きく育てる予定なのでアガベ本体より一回りくらい大きな鉢を選びました。
小さいままにしたい場合はぴったりサイズの鉢に植えれば問題ありません。

表はヒビ多めなので裏はシンプルめにしました。

ココファイバーにしたら、エメラルドグリーンの濃さも相まって夏っぽくなったので、近々夏のインテリアに変えようかな〜なんて思いました。
感想
作る前は簡単にちゃちゃっと作れると思っていたんですが、思った以上に面倒でした(えw
アクリル絵の下地と地色に2日かかっているので、最低3日かかります。
好みの鉢があれば買っちゃった方が早いと思います😂

ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません