歯列矯正で知っておいて欲しいこと(7)輪ゴム治療とリテーナー【途中経過2年目】

歯のこと, 健康について

この記事は歯列矯正をしようか考えている人、歯列矯正を始めたばかりで不安な人のために書きました。

*記事の内容は自身で調べた内容と通院している矯正歯科の先生から教わった内容を元に書いてあります。
*治療方法は舌側矯正(メタルワイヤー)です。

前回の記事では『1年目の途中経過』について紹介しました。
詳細はこちらから↓
歯列矯正で知っておいて欲しいこと(6)【途中経過1年目】

*歯列矯正のまとめ一覧はこちらから

この記事では歯列矯正2年目の歯の動きと痛みの経過、注意点などがまとめてあります。

1年目終了の状況

  • 噛み合わせが深すぎるため、上顎から矯正を開始。
  • 治療開始半年後に下顎の矯正開始。
  • 1年目終了時、上顎の歯並びは微調整に入り、下顎はまだガタガタの状態。

【定期検診の内容】

検診は3週間〜1ヶ月に1回あります。
私の通っている病院は人も多かったため完全予約制でした。

・ワイヤーの調整
正しい位置に歯が並び始めると余ったワイヤーは装置の両端(一番奥の歯のあたり)から出るようになっています。
検診の度に短くカットします。

・虫歯の有無の確認
虫歯ができやすいので、目視で診察してくれます。

・歯の掃除
上記の理由もあり、溜まった汚れを落としてくれます。

1年分の大まかな流れは記事の最後にあります。

詳しい状況(12月〜12月)

13ヶ月目(ワイヤー交換)

微調整のみでササっとワイヤー交換、歯のお掃除で終了。
歯が安定してくると、大半が微調整なので一度の調整量がもったいないように感じるんですよね。
お金を払っているので不安なところはどんどん質問したほうがいいと思います!
ずっと噛み合わせの悪さが気になっていたので指摘してみたら、最終的に合うので大丈夫と言われました。

【調整直後】

ワイヤー交換後の歯の痛みは特になく、所々たまに痛む程度です。
痛さは虫歯かな?くらいの痛さです。
矯正を通して知ったことは「虫歯は詰め物をして治療したら完治」では無く、定期的に詰め物を交換する?メンテナンス的なことも必要なのかもと感じました。
なので治ってからは歯医者にも行く予定です。
年末なので月末にもう一度調整に行きます。

14ヶ月目(ワイヤー交換)

ワイヤー取り替えに加え、上の歯の前から2番目と八重歯の間の左右それぞれにフックのような物を取り付けました。
下の歯は奥から2番目の歯についている器具に元々フックが着いていて今回から輪ゴムを使った矯正も始まります。

輪ゴム治療について

輪ゴム治療は顎の位置を正しい位置に戻すために行う治療です。
矯正治療の過程で輪ゴムを使用するよう言われます。
マウスピース治療でも舌側治療でも最低1度は言われるそうです。

治療方法は、輪ゴムを矯正装置のフック部分に輪ゴムをかけます。
(輪ゴムをかける位置は、状況によって変わります。)
自分で輪ゴムをかける必要があるので、位置間違いや、かけ忘れがないよう根気よく行う必要があります。

先生にも、『噛み合わせや顎関節症改善のためには必要なので、面倒ですが協力してくれないと治療が進みません』とかなり念押しして言われました。
そのくらい大事な治療です。

【調整後】

輪ゴムは直径約7mm、1パック100個入りのものを貰いました。
ゴムをつけた状態は、力を入れていないのに軽く噛み締めている感覚です。痛くはありません。

横着してゴム付けたまま食事すると本当に食べにくいのと、食べてる途中でゴムの弾く音がしたのでオススメしません。(笑)

ゴムでワイヤーを引っ張っているのでワイヤー調整後の痛みは長引きましたが、激痛ではないです。

年末年始休暇中に器具が欠けているところのゴム(新しく貰ったゴムではなく器具のゴム)が取れてしまい、電話したところ酷い傷みが無ければすぐ病院へ行かなくても良いとのこと。
取り替えの際は黄ばんでいたらしく全部のゴム取り替えてもらいました。
ゴムがとれた部分の器具は新しい物に付け直し、歯が当たる部分は削り欠けないように加工して貰いました。

15ヶ月目

調整は引き続き微調整でした。
食後に病院に行っているので輪ゴムをつけないで行ったら、輪ゴムを付けていないことを何度も確認されました。
院長によると噛み合わせの矯正はこの輪ゴムでしか出来ない為、本当に大事なことなので必ず輪ゴムを付けて下さい、と念押しされました。

歯の状態は、あとは隙間を埋めて行く作業になるそうです。

ブラックトライアングルと歯茎が落ちていることについて

治療前は、歯が伸びることはないと言われていたのですが、ブラックトライアングル*と歯茎が落ちている気がして質問しました。

一応直すことは出来るらしく、歯の隙間修正が終わった頃に直していくそうです。
また、歯茎が下がることについては加齢、歯茎が腫れている場合はブラッシングが悪くばい菌で腫れていると言われました。
しかし矯正を始めてから明らかに下がっているので器具外す頃にもう一度聞くべきだなと思いました。

*2本の歯と歯茎の間にできる隙間のこと。
黒い小さな三角形の隙間なのでブラックトライアングルと呼ばれるようです。

【調整後】

隙間を微調整しただけなので強い痛みは無く、固い物も食べれる状態です。

16ヶ月目

今回はワイヤー交換なしの調整でした。
器具本体につけるゴムは、歯の隙間を埋める為に上の歯はパワーチェーンと呼ばれる連なったゴムに変化しました。

噛み合わせの輪ゴムは就寝前の着用を何度か忘れてしまい、進歩が無いのがバレてしまったのか1カ所2本でも良いからとにかくつけてと言われてしまいました。

【調整後】

調整後の歯は2、3日痛み、堅いものはゆっくり噛まないと鈍痛がします。
噛み合わせの輪ゴムは、朝食後と夕食後は2本重ね、昼食後は1本重ねに変更しました。

朝は出勤準備でバタバタして忘れがちになるので2本にしました。
幸い午前中は会社の会議なども無く話す機会が少ないので気になりませんでした。

17ヶ月目(ワイヤー交換)

調整はワイヤー交換で終了しました。
前歯を後ろに下げる必要があるので、噛み締めないように意識的に注意してくださいと言われました。

器具のゴムはパワーチェーンから普通のゴムに戻りました。

調整後はワイヤーを交換したので数日はものを噛むときに鈍痛がしました。

18ヶ月目(ワイヤー交換)

ワイヤー交換と、輪ゴムの掛け方が変わりました。

今回の輪ゴムの掛け方は口を開けるとゴムが見えるので、人前出る人は辛いな〜と思いました。

調整後はワイヤーを交換したので少し痛みました。

19ヶ月目

ワイヤーそのままで、器具のゴムがパワーチェーンになりました。
輪ゴムの掛け方も以前の掛け方に戻りました。
一応噛み合わせも着地段階にあるそうです。

調整後は、パワーチェーンになったこともあり、調整後2〜3日は食べ物を食べると鈍痛があります。

20ヶ月目

ワイヤーとパワーチェーン継続で、幅を詰める段階と説明されました。
次回外す話が出来るかもと言われました。

調整後の痛みは慣れてきたので痛くないです。
ゴムは斜めがけ3本になりました。

21ヶ月目

外す話はされませんでした。笑
上顎は終了したようで、下顎の歯を微調整という感じでした。

輪ゴムは、噛み締めが緩いのを確定させる為に四角形型にかける方式に変わりました。
ちょっと上の歯がすきっ歯になってきました…。

22ヶ月目

今回も器具を外す話はなく、ワイヤー調整で終わりました。
輪ゴムは左右一本ずつのタイプに戻りました。

23ヶ月目

今回も話は無く、輪ゴムが小さいサイズになりました。
口が殆ど開きませんでした。

只無意識のときは開くので、これを続けると歯が長くなるのかなと思いました。

23ヶ月半目(外す話あり!)

私用のため、早めに行きました。

ひとまず歯並びは完成しました。
自分の力で噛み合わせ慣れする必要が有るのでゴム無しになりました。

ここで器具を外す話になります。

器具を外すにあたり

歯並びと噛み合わせはすでに完成したので次回以降、基本いつでも外していいそうです。

ただし、歯並び完成直後の3ヶ月間は最も後戻り*しやすいので、3ヶ月は装置を外さない方が良いとのことでした。

*後戻りとは、矯正装置で並べ直した歯が、矯正前の元の位置に戻ろうとすることを言います。

装置を外したらリテーナーを使用

マウスピースみたいな感じです。

器具を外した後は後戻り防止のために、リテーナーという透明なカバーをつける必要があります。

装置を外す時期によりリテーナーの装着時間も変わります。

装置を外す時期とリテーナーの条件

歯並びが完成したら、基本的にいつでも装置を外すことができます。
ただし、外した時期によりリテーナーの装着条件が変わります。

完成してすぐ外す場合

リテーナーを12時間以上、1年付けた後、6時間以上を1年付ける。
*後戻りしやすい期間に外すので完璧に綺麗な歯並びは難しいそうです。

3ヶ月器具を付けた後外す場合

リテーナーを12時間以上、9ヶ月付けた後、6時間以上を1年付ける。

半年器具を付けた後外す場合

リテーナーを12時間以上、半年付けた後、6時間以上を1年付ける。

*1年器具を付けた後外す場合

リテーナーを6時間以上、1年付ける。


先生によると最初の3ヶ月は特に後戻りしやすいので、最低でも3ヶ月はやってほしいとの事です。

噛み合わせや歯並びの微調整が出来るので長く付けておいた方が良いそうですが、付けてる分、通院頻度は月一のままです。

リテーナーに切り替わったあとの調整は1ヶ月おきで問題なければ3ヶ月、6ヶ月、と長期間になるそうです。
とりあえず噛み合わせが不安なのとキリが良いので6ヶ月にしました。
*4、5ヶ月で外したくなったら外していいそうです。

24ヶ月目

普段通りの微調整で終わりました。

少し後戻りしているようで、調整後は軽い痛みがありました。
痛みは激痛ではなく、気にしなければ気にならず、数十分でおさまりました。

25ヶ月目

前回の調整後、前歯に鶏肉が挟まってしまい、数分後に取ったにもかかわらず隙っ歯になってしまいました…。

病院に行ったら無理矢理隙間を指でキュッと閉じられ、思いのほか激痛でした…。
(痛みは一日で治まりました。)

医院長にブラックトライアングルについて再び質問したところ、まさかの回答!(泣)

ガタガタしているものを正しく並べると歯茎が下がってしまうのはしょうがない事で直せない。とのこと。
(助手と言っていることが違う!)

ちなみに、歯を削って目立たなくすることは可能です。
例えば横幅1mだとしたら約0.5mmずつ削るそうです。
そんなに削ったら歯のバランスがおかしくなるし…。

結論は目立たなく出来る程度で直せないらしいです。(泣)
助手の気のせい、でも直せるとか言うから最新の医療はすごいって期待してたのに…。

26ヶ月目

微調整で歯の位置の調整は終了。
調整後は少し違和感が有りましたが痛くなかったです。
噛み合わせも後戻りするようで、夜だけ輪ゴム着用になりました。

1年分のまとめ

  • 上顎の歯並びは大体が微調整で、下顎の歯並びと噛み合わせ矯正がメインでした。
  • 噛み合わせ矯正は小さい輪ゴムを使って行いました。
  • ブラックトライアングルと歯茎が落ちるのは回避できないと知らされる。
    (矯正は若いうちの方がいいと言われる理由を実感!)
  • 23ヶ月目で歯並びは完成しました。
  • 保定期間があるので、装置はそのままです。

次回は3年目についてまとめてあります。
歯列矯正で知っておいて欲しいこと(8)保定期間【途中経過3年目】

保定期間の歯の状態について書かれています。