歯列矯正で知っておいて欲しいこと(4)【保険について】

歯のこと, 健康について

この記事は歯列矯正をしようか考えている人、歯列矯正を始めたばかりで不安な人のために書きました。

*記事の内容は自身で調べた内容と通院している矯正歯科の先生から教わった内容を元に書いてあります。
*どの治療をされるかはご自身の判断にてお願いします。

前回の記事では『病院探し・費用』について紹介しました。
詳細はこちらから↓
歯列矯正で知っておいて欲しいこと(3)【病院探し・費用】

*歯列矯正のまとめ一覧はこちらから

この記事では『保険』について説明してあります。

歯列矯正が保険適用になる場合とは?

治療目的であること

自由診療における歯科矯正治療は保険適用外ですが、「別に厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療、ならびに顎の外科手術を要する顎変形症の手術前、手術後の矯正歯科治療、および前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするもの)に限り保険診療の対象となります。

http://www.jos.gr.jp/facility/

自由治療というのは審美治療や、病名が判明していないのに治療を受けることです。

自由治療の特例で「厚生労働大臣が定める疾患」に当てはまれば保険が適用となります。

また、保険適用される病院も指定の医療機関に限り適用となります。
名簿は日本矯正歯科学会がリストを公開しているので確認してみてください。

日本矯正歯科学会ホームページ
リストの乗っているページはこちらから

厚生労働大臣が定める疾患

ちなみに、厚生労働大臣が定める疾患は以下の種類です。
(令和元年7月時点)

唇顎口蓋裂
ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む。)
鎖骨頭蓋骨異形成
トリーチャ・コリンズ症候群
ピエール・ロバン症候群
ダウン症候群
ラッセル・シルバー症候群
ターナー症候群
ベックウィズ・ウイーデマン症候群
顔面半側萎縮症
先天性ミオパチー
筋ジストロフィー
脊髄性筋委縮症
顔面半側肥大症
エリス・ヴァンクレベルド症候群
軟骨形成不全症
外胚葉異形成症
神経線維腫症
基底細胞母斑症候群
ヌーナン症候群
マルファン症候群
プラダー・ウィリー症候群
顔面裂
大理石骨病
色素失調症
口腔・顔面・指趾症候群
メビウス症候群
歌舞伎症候群
クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群
ウイリアムズ症候群
ビンダー症候群
スティックラー症候群
小舌症
頭蓋骨癒合症(クルーゾン症候群、尖頭合指症を含む。)
骨形成不全症
フリーマン・シェルドン症候群
ルビンスタイン・ティビ症候群
染色体欠失症候群
ラーセン症候群
濃化異骨症
6歯以上の先天性部分(性)無歯症
CHARGE症候群
マーシャル症候群
成長ホルモン分泌不全性低身長症
ポリエックス症候群
リング18 症候群
リンパ管腫
全前脳胞症
クラインフェルター症候群
偽性低アルドステロン症
ソトス症候群
グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)
その他顎・口腔の先天異常
顎・口腔の奇形、変形を伴う先天性疾患であり、当該疾患に起因する咬合異常について、歯科矯正の必要性が認められる場合に、その都度当局に内議の上、歯科矯正の対象とすることができる。
※当局とは、所轄の厚生(支)局です。

http://www.jos.gr.jp/facility/


コレ知りませんでした……!汗

ちなみに…私の通った病院は名簿にありませんでした。(笑)
平成28年とあるので私の時はなかったのでしょうか…
ちょっとショック(笑)

私の場合は保険ではなく『高額医療制度』を利用しました。

私が通うことになった病院はインプラントや差し歯をしない完全にワイヤー治療のみに特化した病院(けど審美もちゃんと重視してくれるらしい)だったので保険が利くと言われました。
(この保険というのが、高額医療制度のこと)

要は、出っ歯の骨格を「治療」する、歯並びを「治療」をする。
とにかく「治療」目的で矯正すると高額医療制度が適用されることが判明しました。

審美矯正のモニターで割安なんてせずに普通に歯列矯正して保険適用した方がお得なのでは…?!

(実際返還された金額は数万円です。)

ここからは高額医療制度について説明します。

高額医療制度とは

高額医療制度とは所謂『医療費控除』のことで、自分や家族のために医療費(年10万超)を支払った場合に、一定の金額の所得控除を受けることができるという制度です。

医療費控除の基本的な条件は、1月1日~12月31日の1年間に支払った医療費が10万円を越えた場合の超過分に対して適用されます。
ついでに風邪薬等もレシートでも良いので提出しておきましょう。

ただし、ここで注意が必要なのは、
予防と美容に関するものは医療費控除として認められません。

審美目的は認められないので差し歯治療なんかは適用外でしょうね。
私の場合は、骨格に大きなズレがありましたが外科的手術はしませんでした。

ちなみに、矯正歯科ネットでは適用外の理由も掲載されています。
健康保険(公的医療保険)が適用される矯正歯科について

*実際適応できるかどうかは病院側と相談した方が良いと思います。

申告方法

私は確定申告の時に一緒に提出しました。
申告は支払いをしてから2年以内であれば申告可能です。
(ただし期間は年ごとの計算です。)

提出書類は診断書(治療計画書)、領収書です。
ちなみに交通費も一緒に申告できます。

治療計画書は↓のような感じです。

今、改めて見るとすごく懐かしいです!

次回はついに装置着用します!
歯列矯正で知っておいて欲しいこと(5)【装置着用とその後】