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【板橋区・新埔駅】地元っ子に人気!コスパ良き『港豊』で香港式飲茶と茶餐廳を楽しむ【台湾】

台湾グルメ,板橋区

こんにちは、有馬次郎です。

今回は地元っ子に人気の香港式飲茶が楽しめるお店を紹介します。

台湾に住んでいると気づくのですが、同じ中華圏内なのに台湾では何故か飲茶も割高です。
台湾には香港の有名な飲茶レストランの「添好運(ティムホーワン)」があります。
台湾人には結構人気ですが、個人的には高いだけで味はイマイチです。

(これを台湾人に言ったら怒られましたw)

場所は新埔駅

今回紹介するお店は、板橋駅と新埔駅の中間地点にある「港豊(繁:港豐)」というお店です。
(道に迷いやすい人は板橋駅からの方がわかりやすいかもしれません。)

夕飯時になると、すぐ満席になってしまう人気店です。

「港豊」は茶餐廳(香港式喫茶店)メニューも揃えているので、ラーメン+餃子の感覚で気軽に香港料理を楽しむことができます。
大勢で飲茶を楽しむのも勿論ですが、日替わりでお得なセットメニューがあるので、それにプラスで焼売などの点心を追加する食べ方もオススメです。

お店の雰囲気も明るくて、友達とワイワイ楽しむような感じのお店です。
レジの上にはテレビがついていて、テレビを見ながら食事もできます。

メニュー

メニューはポピュラーな香港料理を大体網羅したラインナップです。
私の好きな魚香茄子はありませんでしたが、鹹魚を使ったチャーハンはありました!

アイスを挟んだ菠蘿包もありました。
(前回来た時に頼みましたが、美味しかったです。)

テイクアウトも可能で、テイクアウトするお客さんが結構いました。

300元以上で点心1品無料券をプレゼントしてくれたり、コメントをのこしたらココナッツタピオカミルクをプレゼントしたりお得なサービスが色々あります。
土日のティータイム限定で、アイスを挟んだメロンパンと飲み物orスイーツのセットが99元のサービスもあります。

オススメのメニューは腸粉(米粉の中華クレープ)、蘿蔔糕(大根もち)、私はエビが好きなのでエビ類をひたすらに頼みます。
「乾炒牛河」は河粉(フォー)の焼きそばです。

香港ぽいものを頼みたい場合は、蒸飯、起士焗白菜もオススメです!
蒸飯はご飯にお肉や野菜を入れて一緒に蒸したご飯です。
柔らかいお肉と、濃厚な醤油ベースの味付けがクセになる一品です。

起士焗白菜は香港風白菜グラタンみたいな料理で、トロトロな白菜が美味しいです。

キノコ型饅頭もありますw

テーブルには写真付きのメニューが敷かれ、それとは別に写真付きメニューもあるので、注文しやすい環境です。

味のレビュー

今回は、下記の9点を注文しました。

  • 港式蘿蔔糕(大根もち)
  • 南乳雞翼(手羽先揚げ)
  • 揚州炒飯(多分揚州炒飯)
  • 杏片沙拉蝦(エビサラ春巻き)
  • 生菜脆鬚蝦(エビのサクサク衣揚げ)
  • 蠔油芥藍(カイランのオイスターソースがけ)
  • 鮮蝦仁腸粉(エビの中華クレープ)
  • 蔥花油條腸粉(あげパンの中華クレープ)
  • 秘製蒸鳳爪(甘辛蒸もみじ)

注文があってから料理を作るので、待ち時間は少し長めです。
注文してから5分くらいで大根もちが来ました。

左から順に手羽先揚げ、炒飯、大根もちです。

大根もちはシンプルな味付けです。
台湾風とは違い、ネギ油などを使用していないシンプルな味です。
大根の繊維感もなく、柔らかく少しプルプルとした食感でした。
タレはチリソースはありませんでしたが、コクのあるタレで美味しかったです。

炒飯は普通に安定したウマさ。
中華圏の炒飯がどれも美味しすぎてアレなのですが、安定した美味しさです。チャーシューやエビも入っていて美味しかったです。
(友達が明らかに洋蔥炒飯って言っているのですが、メニューにないので揚州炒飯だと思います。)

揚げ手羽先は旨味が楽しめる味。
台湾の雞排やタイ風の辛いフライドチキンとは違い味付けは薄めでした。
強い香辛料の味がない代わりに、鶏肉の旨味が凝縮されていて美味しかったです。

続いて残りの料理が来ました。

上から時計回りに、エビの中華風クレープ、揚げパンの中華クレープ、手羽先、エビのサクサク衣揚げ、エビ春巻きです。
中央がカイランのオイスターソースがけです。

まずは、中華クレープから。
飲茶といえば腸粉というくらい、腸粉はポピュラーな食べものです。
米粉を水で溶いて蒸した皮に、好みの具材を包みます。
エビの他にチャーシューや卵を入れたタイプもあります。

「港豊」のエビの中華クレープの皮は台湾だと厚めの部類に入ります。
でもプルプル感は残したままで、ツルっとした食感が美味しいです。

揚げパン(油條)の方は皮は薄めですが、カリッと食感とツルっと食感が不思議な感じでクセになります。

タレは両方とも醤油とオイスターソースベースの味です。
腸粉は食べ過ぎると気持ち悪くなるのですが、揚げパンタイプはいくらでも食べれそうな感じでした。

龍鬚蝦とも呼ばれる麺状の衣が特徴の生菜脆鬚蝦
「港豊」の生菜脆鬚蝦はレタスをそのまま巻いて食べます。
衣がパイのようにサクフワ食感で、中にエビペーストが入っています。
エビの他にピクルスのようなものが入っているので、もったりせずさっぱり食べれました。

パイナップルがアクセントの杏片沙拉蝦。
エビとパイナップルをクリーミーなソースで和えて春巻き状に包んで揚げた料理です。
アーモンドスライスがいい香りで、食べていくと途中にパイナップルがあり、ハワイアンピザみたいな感じの料理です。
台灣のエビサラダに似ていますが、マヨネーズがグラタン風になっているので結構おいしかったです。

香港飲茶王道の野菜料理、蠔油芥藍。
「港豊」の蠔油芥藍はタレが香港風ではなく、ちょっと台灣風です。
カイランは美味しいのですが、タレがあまり美味しくないです。
(オイスターソースと醤油以外に何かを入れた味)

入り口に飾られているジオラマおもちゃ

総合評価

カイランのタレが美味しくない以外は、美味しかったです。
日替わりのお得メニューがあるのでコスパも悪くないですし、お昼時に近くに寄った際は、はまた行こうかな〜と思います。

アクセス方法

捷運(MRT)よりバスの方が便利です。
MRT駅から歩く場合はどちらも17分くらいかかります。

バスの場合は、新埔國中か中山國中駅で下車する方法があります。
新埔國中駅で下車する場合は、お店まで2〜3分で着きます。
中山國中駅で下車する場合は、お店まで10分くらいかかります。

西門、龍山寺からの場合:658のバスで、新埔國中で下車
板橋駅からの場合:橘5番のバスで、新埔國中で下車
大通りを走るバスの場合は、99、245、264、310、656、657、701、793、806、813、920、930、982、藍33、藍35などに乗り中山國中で下車。
文化路一段→漢生東路→漢生西路→新海路をまっすぐ行くとお店はあります。

店舗情報

港豐~撈麵飯堂~
新北市板橋區新海路128號

営業時間:
平日 11:30~14:00、17:00~21:00
土日 11:30~15:00、17:00~21:00

定休日:不定期(facebookを確認)
TEL:02 2259 8003
FACEBOOK:港豐撈麵飯堂