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【台北日帰り】パワースポット『烏来』でトロッコ乗って民族文化に触れてきました!って言いたかった話。【大自然】

Taiwan,おすすめスポット

こんにちは、有馬次郎です。

今回は下調べなしでパワースポットとして有名な烏來(ウーライ)に行った時の話をしたいと思います。
烏来であんなことや、こんなことした話です。

完全に思い出ブログです。笑

烏来に決めたきっかけは特になく、GWに台湾に行くから油桐花でも見る?って話だったのですが、時期が少しずれてたので、トロッコ乗る?みたいな軽いノリで決めて烏来に行きました。

内容は私のブログにありがちな間違った方向性の内容になっています。
日本では中々体験できないと思うので、是非読んでみてほしいです〜。
(正直台湾に行く人ってこう言うの求めてると思うんです…。笑)

台北にいて自然が足りないな〜という方や、台湾に行ったらショッピング以外にもアクティブな観光をしたいという人は参考にしてみてください。

烏來(ウーライ)について

烏來(ウーライ)は台湾原住民のタイヤル族が定住していたと言われている地域で、山々に囲まれ緑豊かで水も綺麗な場所です。
(ウーライという地名はタイヤル語の「wulay」(沸騰の水)に由来するそうです。)

烏来(ウーライ)には老街の他に温泉や、滝などもあり、天然スパとなっています。
春になると台湾の桜が咲くのでお花見スポットとしても人気です。

場所は新北市にあり、MRTに乗れば台北から約1時間で行くことができることから、日帰りの旅行先として人気です。
烏来(ウーライ)のある新店駅の近く(小碧潭駅)にIKEAができたことから、以前に比べ賑やかな場所になっています。

烏来(ウーライ)への行き方

【台北駅からMRTの場合】
淡水線で古亭・新店方面のMRTに乗り、「古亭」で乗り換えて終点「新店」で下車します。
「新店」駅から849番のバスに乗りかえ終点の烏来で下車します。
バス停は改札を出て左側に曲がったところにあります。
*駅前はタクシー運転手の勧誘が激しいので注意。

【台北駅からバスの場合】
1601番か849番に乗り、そのまま烏來まで直行します。

バスはどちらも大体15分に1本の間隔で来ます。

烏来に到着

新店駅からバスで約20分〜30分すると烏来に到着しました。

バス停に着くと、老街へ続く道があるのでとりあえず老街に行きました。
朝早くに着いたので、老街はあまり開いていませんでした。

温泉街でもあるため、雰囲気は少し北投(ベイトウ)に似ています。
今回はトロッコに乗れるよって言う話につられて行ったので、温泉街は無視してトロッコ駅を目指しました。

ちなみに今回の犠牲者は母親です。
トロッコと言い出したのも、事件の引き金となった原因も母親なので犠牲者というより、導かれし感がかなり強いです。笑

老街の途中で道が二手に分かれていて、ロープウェー乗り場かトロッコ乗り場に行くことができます。

「トロッコ=インディーンジョーンズ」という古い頭をしている私は、やっぱトロッコっしょ!っということで、トロッコ駅を目指すことに。

ロープウェイに乗ると「雲仙楽園」(遊園地)へ行くことが可能です。
「雲仙楽園」の敷地内にはホテルやレストランと自然公園が合わさった複合施設で、季節ごとに様々な花を楽しむことができます。(4月〜6月は蛍も見れます。)
ボートに乗ることもできるので、デートスポットとしても人気だそうです。
FACEBOOK:雲仙樂園

トロッコ駅に到着

老街を抜けるとトロッコ駅につきました。

するとまさかの展開が。

連日の大雨により土砂崩れの危険があるのでトロッコは運休です。

マジ〜?!

初訪問でこの洗礼!

で、よく見てもらいたいのですが…

おじいちゃん!!!

このいかにも現地民のようなおじいちゃんが、運休をいいことに線路を歩き始めたので、私と母はプロ市民なおじいちゃんについて行くことにしました。

ちなみに、トロッコは新しいタイプと古いタイプがありました。

古いタイプのトロッコ

私の想像するトロッコと少し違いましたが、花がたくさん咲いた時期に、このトロッコに乗ったら気持ちよさそうですよね〜。

行った時は完全に新緑モードでしたが、空気が綺麗でハイキングに向いていると思いました。(ただ、台湾なので日差しが強い…)

トロッコに乗れなかったので、30分くらい歩いて終着駅に行きました。
終着駅に着くと、いかにも原住民な像がお出迎えしています。

終着駅には原住民のお土産屋さんと、原住民の文化や烏来について紹介している文化センターがあります。
少し歩くとカフェのような飲食店もありました。

思いの外何もなくて拍子抜けした私達は、何かないかと文化センターに入りました。

ここで母の本領が発揮されてしまうのです…。

🧓:この辺りはこのエリアしかないんですか?他に行ける所ありますか?

👩‍💻:この先には滝がありますよ!橋までは歩いて20分だよ!中には色々あるよ!大きい滝もあるよ!台湾で一番マイナスイオンが多い滝だよ!そこは…aut4@cg…(まだリスニング力が無かった時代)

🧓:この道をまっすぐ行くとトンネルが2つあって、その先の吊り橋を抜けると大きな滝があるって。
3つの滝が一つになってて、マイナスイオンがすごいらしい。
橋まで歩くと20分かかるって、どうする?

👩:何それ面白そうじゃん。20分なら近いし行こうよ。

こうして、フラグが完全に立ちました。

どうもありがとうございました。

突然始まるハイキング

「吊り橋」と「3つの滝が一つになった」というワードで完全にウッキウキモードになった私。

お姉さんの言葉を整理すると、

・約20分歩くと橋に着き、さらに15分ほど歩くと大きな滝がある。

・橋にたどり着くまでに2つのトンネル、滝に着くまでには小学校がある。

・橋から滝は歩いてすぐ。

・滝は3つの滝が一つになった台湾有数の大きな滝でマイナスイオンが超出てる。

「歩いて20分」と「橋からすぐ」から往復で約2時間でしょ?と余裕ぶり、ここにたどり着く前に1時間くらい歩いたことを完全に忘れ、すぐさま歩き始めました。

が…

歩いても、歩いても、

トンネルに辿りつかない!

15分くらい歩いたところで、「トンネル見えないじゃん帰ろうよ。」と言い出す母。
「でもトンネル抜けたら橋があってすぐなんでしょ?もうちょっと歩こうよ。」という私。

そして30分くらい歩いてやっとトンネルにたどり着く。

一つ目のトンネルにたどり着く。

トンネルを抜けるとすぐに2つ目のトンネルっぽいものが見えてきました。

ここで母と共にあれはトンネルかどうかという議論が始まりました。笑
横から見えてたらトンネルと言わなくない?とか屋根があればトンネルだよとか…。

トンネルじゃないと困る。

2つ目のトンネルはタイヤル族の伝統模様のようで、色彩豊かで綺麗でした。
人が歩く場所もあり、ベンチもあるので休憩可能です。

そして母、突然真理をつく。

「最初のトンネルでこんな歩いたんだから、滝まで絶対もっとかかるよ。」

そして、「一応橋まで行こうよ」とごねる私。

トンネルであって欲しいと思いながらまたしばらく歩くと橋が見えてきました。
橋あったよ!橋!!!と喜びながら近づくと…

思ってたのと違う…

めっちゃ固定されて全然吊ってない…笑

そして、これ絶対滝ないよって言い張る母。笑

とりあえず母を言いくるめてさらに歩くと、5分もせずになんと!

ひんやりとした風が!!!

これは滝の気配!

高尾山で鍛えた水の察知力!!!
(一時期3〜4ヶ月に1回高尾山に行っていました。)

マイナスイオンやべぇえええええ!!!

滝あるよ滝!と興奮気味に急かす私。

ハイハイ歩いてますよと冷静な母。

そして2人とも滝の前に立つと…思ったのでした。

誰やねんアイツ

家族のことじゃないです。
むしろ家族も困惑。

困惑する私たちをよそにポージングを決めまくる半裸のおっさん。
なかなか退かないので、足を水に浸して休憩しました。

ここの滝はザッパーン!とした滝で、ひんやりとした風がこの辺りだけに漂っていて、まさにマイナスイオンを全身で感じられるエリアでした。
高尾山のマイナスイオンスポットよりマイナスイオンが強くて、本当に疲れが一気に吹き飛ぶと言う感じ。気持ちいい。

疲れが取れてきた頃になっても、おっさんは退かないので次に行くことに。

滝を見たはいいのですが、気づいてしまったんです。

滝、3つじゃない。

小学校もまだ来てない。
ここの滝がいい感じだったので、これが3つ!大きいやつ!と思うと、やっぱり先に行きたいと思ってしまうのでした。(文章にするとバカ感が強い。笑)

ということで、先に進むことに。(家族はここで離脱。)

続けて歩くと壁から水が滴ってたり、後付風のミニ滝なんかがありました。

途中で進行方向から夫婦が歩いて来たので、帰りたいであろう母がすかさず夫婦に先に何があるか聞いてみると、何もないとのこと。

砂利道を歩き終えるとまさかの駐車場…そして宿が…。
終わりなのか…?

とりあえず歩きながらどうするか迷っていると、いかにも現地民のような女の子が歩いてくる!

すかさず母、尋ねる。

🧓:この先って何がありますか?滝があるって聞いたんだけど…。

👱‍♀️:あ〜あるよ!小学校を抜けて、ちょっと歩くと公園があってその中にあるよ!

🧓:歩くとどのくらいかかりますか?

👱‍♀️:ん〜20分くらいじゃないかな!(でた〜w)

絶対20分じゃない20分」と言う回答を聞き、「帰るなら今のうちだよ」と諭してくる母に対し、「滝の存在は確認できたし、道があるから行こうよ」と言う私。

今思うとパワハラ気味ですよね。笑

今から戻るわけにもいかないのでとりあえず進むことに。

するとまさかの誰しもが忘れていた小学校が現れる。笑

またも15分くらい歩いてやっと着く小学校。

もう小学校だからすぐっしょ!とかうだうだ話しながら進むと…

まさかの!

フンコロガシ\(^p^)/

マジで転がしてる

なぜかここで母がテンション爆上げで「写真とりなよ!」ってめっちゃ勧めてきました。笑

さらに歩くと突然チケット売り場が登場。

内洞国家森林遊楽区に到着

文化センターのお姉さんの言っていた滝は、内洞国家森林遊楽区内にあることが発覚。
(内洞国家森林遊楽区は国家レベルの大きな自然生態公園です。)

入り口から目的の滝まではまたさらに歩いて20分くらいかかりました。笑

公園内には目的の滝以外にも色々な滝がありましたが、この頃になると小さな滝では感動できなくなりますw

なぜかダムがあったり

そしてまた微かにひんやりとした空気になり…

ついに到着!

が!

あらら…?

まさかの三段…

ドバッシャーな滝を想像していた私、困惑。

三つの滝が1つになってって…

縦にかよ〜!

段でかよ〜〜〜!


左、中央、右から落ちてくる滝が一つになって盛大なマイナスイオンを…!と勝手に妄想していたらまさかの層タイプ。

実質1つの滝な気がするのですが…。笑

ちなみに、この三層の滝には休憩所があり、マイナスイオンを浴びることができるということで、台湾オバサマーズが休憩所を占領していました。

正直…ポージングおっさんに出くわしたあの滝の方がマイナスイオン的なものは強かったです。笑

でも!

内洞国家森林遊楽区は大きな自然生態公園なだけあって、自然の方向性が台湾式!
(以下閲覧注意?)

この三層の滝の周辺は公園内でも緑が多く、森林浴に向いているエリアでした。
木々に囲まれていて、休憩するのによかったです。

とりあえず網羅したいので、少し休憩してから三層の滝の一番上に行くことにしました。

すると………

イヤッホー!!!

いい笑顔!(違

絶賛威嚇中

台湾の蛇出没注意ってリアルだよな〜って思ってたんですけど、まさかの緑!

マムシとかじゃなくて緑!

毒!笑

内洞国家森林遊楽区内には蛇出没注意な標識はなかったのにまさかの…笑

結構長い

蛇が通過するのを待って、歩き進むと今度は母が「ウワァ〜」と言い出し、何事かと思ったらカナヘビが落ちてきました。

大自然すぎかよ。笑

で、一番上の滝に到着。

確かに滝だけど。

どちらかと言うと渓流でした。笑

思ってた滝とは少し違いましたが、大自然に触れられたし、いい運動になったし、何より日本では見ることのできない蛇とフンコロガシがね!(そこ?w)

未だに心優しき現地民に騙されたのか、現地民と非現地民の脚力の差から出た誤解ハプニングだったのか謎なままですが、面白い経験ができたので結果オーライだと思っています。
(差不多が差很多なオチだと思っている…)

流石に帰りはタクシーで烏來のバス停まで帰りました。

新店の駅前

駅前に着く頃には午後3時くらいになっていました。

何気に駅に戻るバスに乗っていたら、小学校の近くで出くわしたお姉さんがバスに乗ってきて衝撃的でした。
あの時間から歩いてここまで?!みたいな。

自然の多い場所で暮らすのは憧れますが、出かける度こうだと大変だなぁ〜と、しみじみ。

お店が並ぶ大通り

駅の近くの大通りにはお店が立ち並んでいます。
色がちょっと台北とは違う…笑

朝から何も食べていなかったので、とりあえず飲み物を買って飲食店に入りました。

三寶飯かな?美味しいです。

私は疲れ切って食欲がなかったので母の食事をつまみながら50嵐の飲み物を飲みました。

ちなみに、新店には大きな川が流れていて、川辺を散歩したりできます。

行く前は橋渡ろうねとか言ってた

橋の向こうには、お寺やお墓がありました。
観光地的なところはあまりないですが、遊歩道があります。

カフェ的なところだったような?

端午節が近づいていたのでボートレースの練習をしている人たちもいました。

橋の向こう側も写真を撮ったはずなので、また見つけたら続編を書きたいと思います〜。

内洞国家森林遊楽区への行き方

正直、歩いて行くのはハードなので車で行ける人と一緒に行った方がいいと思います。

内洞国家森林遊楽区
(ネイドンと言うと大体通じます。)

住所
新北市烏來區
3号国道新店インターチェンジで下り、新店→9甲省道→烏来→信賢→内洞

開放時間:08:00〜17:00
入 場 料
平日:大人65元、子供40元
休日:大人80元、子供40元