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【台湾土産】『濃厚捲心酥』甘じょっぱさがクセになる!塩卵のエッグロール(鹹蛋蛋捲)を食べてみた。【お菓子レビュー】

Taiwan,台湾のお土産

こんにちは、有馬次郎です。

今回はスーパーで見かけた塩卵を使用したお菓子のレビューです。
塩卵(鹹蛋)は、塩漬けにした卵のことで、お粥のお供や調味料として利用されます。
料理だけでなく、ムーンケーキ(月餅)やパイナップルケーキ(鳳梨酥)などの焼き菓子にも使用され、台湾では幅広く食べられている食品です。

子供の頃は何かにつけて登場する塩卵が嫌いだったんですが、最近は独特な濃厚さがクセになって食べるようになりました。
今回紹介するお菓子は、私が嫌いな変な匂いがしないので比較的誰でも食べれると思います。

濃厚捲心酥(鹹蛋黃風味)


今回紹介するのは『盛香珍』から出ている『濃厚捲心酥』の塩卵風味です。
塩卵を利用した焼き菓子は月餅や蛋黃酥などの生焼き菓子に利用されることが多いのですが、日持ちのするお菓子であまり見たことがなかったので思わず購入しました。

捲心酥はホロホロとしたエッグロール(蛋捲)とは違い、シガールやピコラに似たお菓子です。

中国語が読めないと、半熟茹で卵を使用したマヨネーズ風味をイメージしそうです。
(英語ではsalted egg yolkと書いてありますけどね。)

箱を開けると銀色の袋に入っています。
袋を開けるとプラスチックトレーに捲心酥が綺麗に並べてあります。

シガールに比べると長さがあり、ピコらより一回り太い印象です。
見た目はピコラ、スティックロールみたいな感じです。

中にうっすら塩卵的な何かが塗られています。
気になる味はというと…

味のレビュー

甘じょっぱさがクセになりそうで、中国茶に合いそうな味です。
台湾の梅や烏梅のような、ヌタァっとした甘じょっぱさではなく、味自体はどちらかというと月餅系の深みある甘さなんですが、月餅独特のぬっちりした感じがなくて食べやすいです。

例えるなら、台湾風の濃厚バター塩クッキー的な感じです。
ルマンドやラングドシャが好きな人はオススメのサクサク感です。
甘じょっぱさがクセになって、ついつい食べてしまうのですが、食べすぎるとバター感が強くなってきてお茶が欲しくなります。

お茶は中国茶が合いそうです。
捲心酥の甘みが強いので、麦茶や紅茶より中国茶の方が合いそうな感じです。
コーヒーとも相性は悪くないと思います。

中国茶を飲むと口がさっぱりしてまた食べたくなるという悪循環なお菓子です。笑

まとめ

塩卵入りの焼き菓子は日本人に結構不評だったので味が心配でしたが、予想外に食べやすくて日本人にもウケが良さそうなお菓子です。
台湾らしい素材を使っているので、お土産にも良さそうです。

ただ、内容量が…笑
上の画像だと結構入っていそうですが、割れ防止のためにプラスチックトレーが底上げされていました。笑
(1パック9本入りです)

台湾で食べるなら誰かとシェアするか、開封したらプラスチックトレーを出した方が良いです。
銀色の袋に入っていましたが、数時間開封したままにしていたら見事湿気ってしまいました…。
(恐るべし台湾の湿度)