おすすめ記事

【カジュアル過ぎる?】台湾の結婚披露宴に参加してきました。服装などのマナーは日本とどう違う?

台湾の暮らし,Taiwan

こんにちは、有馬次郎です。

先日、結婚披露宴に招待されたので行って来ました。
日本の結構披露宴と結構違うと思ったので、今回は台湾の結婚披露宴についてレポートしたいと思います。

台湾人曰く、エンターテイメント性があるらしいです!

日本人の想像する披露宴とは全然違います。

行ったのは”知り合いの知り合いの息子さん”の披露宴です。
(知り合いの知り合いに誘われました。)

完全にモブ要員。

私も台湾の披露宴に参加したことなかったので即OKしましたが、ここで大事な事実。

当事者に会ったことがないんです。
みんなで盛り上がろうぜなノリ、めちゃ台湾。

(ちなみに、花嫁さんは知り合いに会う度に会っていた、知り合いの会社の受付の子だったと後日発覚します…笑)

台湾の結婚披露宴『喜酒』

台湾の結婚式は「婚禮・喜酒」と言われます。
そして今回は結婚披露宴にあたる「喜酒」に行って来ました。

日本だと服装やご祝儀など、色々マナーがありますが、台湾は日本と少し違います。
ちゃんとした洋服を持って来ていなかったので、「服装どうしよう…」と思いましたが、台湾は結構適当でした。

服装のマナー

お祝いの席なので、一応花嫁より派手な格好を避ける事は最低限のマナーとしてあります。

モブは洋服の色などは基本的に何でもOKです。
Tシャツで参加する強者もいます。
さすがにビーチサンダルなどはダメですが夏は綺麗めなサンダルでも問題ないです。

最近の流行では特に仲の良い友達は仲の友達同士で色を合わせたちょっとしたドレスを着て花嫁を盛り上げる感じがあるようです。
(男性陣はスーツでした。)

裏マナー

自由と言っても最低限のマナーはあります。
お友達との関係や、(言い方悪いですが)その人のレベルに合わせて服装には気をつけたほうがいいです。
(Tシャツなどラフすぎると育ちが…と思われる場合もあります。)

日本人が台湾の結婚披露宴に参加する場合は、基本はオフィスカジュアルくらいの服装で大丈夫だと思います。
知り合いの台湾人がスカート履くんだ〜と言っていたので、どういう格好するのかと思ったら普通にアメカジな格好で来ました。笑

男性陣は普段着で来ている人が多かった印象です。
ただ、黒やネイビーでまとめるより、明るめの色をできるだけ取り入れた方がいいようです。

ご祝儀のマナー

場所によって値段が変わったり細かいルールが沢山ありますが、ご祝儀はとりあえず2000元くらいが妥当です。
そこから相手の関係性に合わせてプラスしていきます。

そこで入れる金額に注意点があります。

不吉な数字を避けた偶数にする

基本は不吉な数字である4と8を避け、2か6で終わるように入れます。
まれに3と5、奇数を避ける人もいるので、妥当な金額は下記のような感じになります。

1200、1600、2000、2200、2600、3200、3600、6000、6600

例えば、
顔見知りで会食場なら1600以上(日本人なら2000でも)、
普通の友達で高級ホテルなら2600以上、
仲の良い友達で会食場なら3200以上入れても良いと思います。

ご祝儀は言葉を添えて紅包(赤い袋🧧)に入れ、名前と祝辞を書きます。
袋は閉めずに渡します。

そして、まさかのご祝儀はいらないよ!とのこと。
なので普通にご飯食べて来ました。笑

会場に着きました

場所は会食場でした。
雰囲気は中国出張時に遭遇した、「社長が家買ったよパーティー」に似ています。(わかりづらいw)

Tシャツにポロシャツ、赤と水色です。

画像を見て気付くとおもいますが服装がマジで自由。
パーティードレスの隣にボーダーのシャツ…。

若い子の方が比較的ちゃんとした格好をしている印象でした。
40代以上の人はそれ市場の服じゃ…(失礼)という人も、ちらほらいました。

爆米香というお菓子。

各席には爆米香が置かれています。
ポン菓子を固めたもので、コメおこしみたいな感じで美味しかったです。

突然始まる台湾式披露宴

ガヤガヤしてたのにスッ…と静かになり突然始まりました。

披露宴はまず初めにモブらしき2人組が出て来ます。
結婚する人の顔がわからないのでとりあえず見るだけでした。
会場も比較的静かなので違う人だとわかりました。笑
(何のために出て来たのかは不明です。)

次にフラワーガール&ボーイがお花まきます。
流石にTシャツじゃないです。笑

ここで新郎が登場。
(ワーッとしたので何となく気付く)
ここは日本と似ている?のか後から新婦がお父さんと一緒に登場しました。

新婦のお父さんが適当なこと言って、あとは託したぞ!みたいな言葉で締めます。
新郎まさかの…。

「ありがとうございます!」(終)

え、雑!

結構ゆるゆるな流れで舞台に集まります。

家族+里長の図

後から両親が集合してまさかのここで。

里長登場!

里長はその地区の長で、町の自治会長?みたいな感じです。
里長の格好から分かる通り、服装が雑w

そして新郎新婦はお色直しのため退場。

その間にショートムービーがあり二人の馴れ初めを流します。
台灣人の学生時代のメチャダサ期から急激なオシャレさんへの変化が見れる貴重な時間です。

身内盛り上がりタイムがあり…

一通り挨拶が終わったら、仲の良い友達へのプレゼントタイムがあります。
(身内な流れなので関係ない人はご飯を食べます。)

結婚式は花に絡めた何かを準備するらしく、女性陣は花束を、男性陣は花が着く何かをプレゼントされていました。
台湾の花がつくものといえば、花椰菜(ブロッコリー)、花生(ピーナッツ)、五月花(ティッシュ)などです。

雑すぎるミニゲームが始まる

ミニゲームを始めるよ!なコールがあります。

手をあげて〜頭を触って〜肩〜椅子の下を触ってみましょう!
何か見つかったかな?見つかった人はラッキー!新郎新婦からミニプレゼントがあるよ!とのことでした。

が、ゆるゆる台湾。

私のテーブルからは誰も当たらない。
みんな結構探してましたが、結局誰も見つけることができませんでした。笑

新郎新婦が席を回って乾杯する

新郎新婦が各テーブルを周り乾杯して写真を撮る時間があります。
誰かわかりませんでしたが、とりあえず乾杯!

披露宴の料理

披露宴のコースメニューはこんな感じです。
大皿料理をみんなで楽しみます。

最初に揚げ白玉があり、披露宴が始まると料理が次々に出て来ます。
伊勢海老のポテトサラダや、カラスミなどの前菜が出て来ました。

今回の会場は海鮮が多めで、フカヒレやなまこなどのスープにクラゲの炒め物や、蒸しアワビなどがありました。

雑な扱いのアワビ
顔つきの鳥スープ

なあなあに終わる披露宴

ご飯を一通り食べ終わり、一息ついたら帰る合図っぽいです。
アイスか果物がデザートなので、食べ終わったら帰ります。

帰りに写真を撮って帰る

会場の入り口にはフォトスポットがあり誰彼構わず写真撮っていました。
披露宴が終わる頃になると、出口には新郎新婦が待機しており、帰り際に新郎新婦と写真を撮って帰ります。

こんな感じ。

私も一緒に写真を撮りましたが、まさかこの二人とは思わず…。
(披露宴開始前に新郎と顔があったが無視をしました。すみません…。)

そして新婦には会ったことがあるのに気づかず…。
(普段はすっぴんストレートヘアーだったのと近寄らなかったため気づきませんでした。笑)

感想

日本の結婚式&披露宴だと1日がかりで大変ですが、今回はお昼だけだったので気楽に参加できたように思います。

思った以上に服装がカジュアルでしたが、披露宴後そのままティータイムに行けたので、この自由感は結構いいかな〜とも思いました。