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【台湾】野菜たっぷりでヘルシーな『潤餅(ルンビン)』を食べました【オススメ朝ごはん】

Taiwan,台湾グルメ,板橋区

こんにちは、有馬次郎です。

今回は台湾の朝食にオススメな『潤餅(ルンビン)』を紹介したいと思います。
朝食も結構高カロリーな台湾ですが、程よい量と野菜がたくさん取れる潤餅はとてもオススメな朝食の一つです。

潤餅(ルンビン)とは?

『潤餅(ルンビン)』は台湾の惣菜系クレープです。
ガイドブックによっては台湾式春巻きとも言われています。
(生春巻き寄りの春巻きをイメージしてもらえれば…)

薄いクレープ状の生地にもやしやキャベツなどの茹で野菜と、チャーシュー、肉でんぶなどを乗せて春巻き状に包んだものです。

どこで買える?

潤餅は基本的に屋台形式で売られています。
朝食や軽食の一つなので、潤餅の屋台は市場の近くなどでよく見かけることができます。
屋台形式のお店なので夜市でもしばしば売られています。

皮の作り方が面白い

潤餅の皮の作り方はクレープと全然違います。
クレープのように薄いので、木べらで薄く伸ばして……と思いがちですが使うのは手だけです。

今回購入したお店は市場内にあったので皮も焼いていました。
殆どの潤餅の屋台は生地を別で仕入れているか開店前に準備しています。
朝の出勤、通学時間は購入者が多いので開店後は具材を包む作業だけのお店が多いです。

手と生地が一体化している……笑
手に持っている生地を低温の鉄板に乗せクルクルと円状に回すと生地が鉄板に薄く貼り付くので、その現象を利用して焼いているようです。
生地がポヨンポヨンとしていて、まるでお餅のようで、見ていると不思議な感じでした。

木べらなどの道具を使わない、効率重視な感じが台湾らしいですよね。
熱くないのかも気になりますし、片手が画像のように生地で埋もれてしまうと、その場から動けないので作業自体は簡単そうに見えても大変そうだなと思いました。

動画だとこんな感じです。

味のレビュー

潤餅にはチャーシューなどのお肉入りのものと、ベジタリアン向けの肉なしのものがあります。
今回購入したのは普通の潤餅でしたが、お肉入りのお店でも「我要素的」と言えば肉なしのものを提供してくれると思います。
(こういう融通が効くところも台湾のいいところだと思います〜。)

ピンボケがすごい。笑

注文後2、3分で提供されました。
値段は35元(約133円)とお財布にも優しい価格設定です。

大きさは掌大の大きさで台湾のおにぎり(飯糰)よりは少し小さい感じです。
具沢山なのでクレープのように軽くはなく、ずっしり感があります。

皮は極薄北京ダックの皮という感じです。
クレープより薄いですが、柔らかくて食感はモチっとしています。

具材は茹でもやしとキャベツ、刻んだチャーシューと油條(揚げパン)などが入っていました。
茹でもやしとキャベツはごま油で和えていて風味があり、肉系の具材にはザラメを合わせているようで、結構甘いです。
ですが、野菜類の水分と食感がさっぱりしているので、胃にもったりきません。

皮のモチモチ感、野菜類のシャキシャキ感と揚げパンのザクザクとした食感、色々な食感が楽しめるので結構クセになると思います。

総合評価

注文するとすぐに作ってくれ、比較的さっぱりしていて軽く食べられます。個人的には胃に負担がないのに腹持ちもいいので台湾おにぎりより好きです。
潤餅もカロリーはそこそこありますが、お茶と合わせれば問題ないと思います。
お店によってピーナッツパウダーやパクチーを入れたものもあるので好みのお店を探すのもいいですね。

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