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【苗栗県】登山もできる『雪霸國家公園』の『汶水遊客中心』でピクニックしてきました。【基本情報と現地レポート】

Taiwan,おすすめスポット

こんにちは、有馬次郎です。

今回は台湾の5大国家公園の一つである『雪覇国家公園』を紹介したいと思います。
『雪覇国家公園』の基本情報に加ええ、実際ビジターセンターに行ってみての感想もまとめてみました。

基本情報

『雪覇国家公園(雪覇:シェーバー)』は台湾の中北部にあり、新竹県、苗栗県、台中市に跨がる大きな国家公園です。

雪霸という名称は、台中市の雪山と新竹県の大霸尖山から由来しています。

雪山は標高3,886mの台湾で2番目に高い山です。名前の通り台湾では珍しい雪を見ることができます。
雪山の麓にはフォトジェニックなスポットもあり、台湾人に人気の観光スポットです。

大霸尖山は標高3,492mの、台湾で48番目に高い山です。
48番目というとあまり高くないように思えますが、標高3,000m超えの高山です。

3つの人気なレクリエーションエリア

『雪霸国家公園』には武陵、雪見、観霧の3つのレクリエーションエリアがあり、各エリアにはそれぞれ特色があります。

東側に位置する武陵エリアは四季折々の植物を楽しむことができ、春は桜、秋は紅葉、冬には梅を楽しむことができます。
公園脇には渓流が流れており、台湾特有の品種である『櫻花鉤吻鮭(タイワンマス)』が生息しています。

雪見エリアは公園の西側に位置し、苗栗県にあります。
『雪見八景』と呼ばれ、雪に覆われた山を見ることができる他に、日の出や夕焼け、山から見る壮大な雲海など、絶景エリアとして有名です。
他にも絶滅危惧の恐れがある林鵰(カザノワシ)や珍しい藍腹鷴(台湾青キジ)や白喉笑鶇(ノドジロガビチョウ)、他にも数十種類に及ぶ鳥類や魚類などの動物の生態を見ることができます。

そして西北端に位置する観霧エリアは新竹県の五峰郷と苗栗県の泰安郷の境に位置し、武陵のタイワンマスに対して山椒魚の生息地として有名です。
台湾特有の生物の生息地として人気だけでなく、冬は雪が振り、春には杜鵑花(ツツジ)の開花エリアとして人気です。

『雪霸国家公園』上記の珍しい生物の他に、2000種類の植物、150種類以上の鳥類、40種類近くある爬虫類が生息しています。

沢山の登山ルート

『雪霸国家公園』は登山愛好家だけでなく、一般人からも人気な理由には、自分のレベルに合わせた登山ルートを選べるところにあります。
峰と峰を繋ぐ稜線を歩く上級者向けコースの他に山道を歩くコースがあります。
山道を歩くコースは雲海を眺められる中級者向けコースから、滝や檜などの巨大樹木などの景色を楽しみながら歩く、比較的距離の短いコースもあります。

そして今回行ったのはどれにも属さない『雪霸國家公園管理處 汶水遊客中心(以下:汶水エリア)』です。笑

雪霸国家公園管理処 汶水遊客中心

汶水エリアは苗栗県の泰安郷に位置します。
温泉宿があるので旅の出発点として、避暑旅行や温泉旅行としても利用できます。
公園では自由に飲食ができるので、ピクニックもできます。

今回は友人が参加する予定の現地集合のピクニックに同行しました。

行き方と現地レビュー

高鉄(新幹線)利用の場合、苗栗駅から汶水エリアまで行きのバス代が無料になるので、行きは高鉄(新幹線)を利用し、帰りは途中解散して台中に寄り道して帰りました。
高鉄は片道430元(約1634円)で、帰りは台中から客運(高速バス)に乗って270元(約1026円)でした。
台鉄(汽車)の場合は165元〜257元(約627円〜976円)です。

出発

朝7時半に台北駅待ち合わせで36分発の高鉄に乗りました。
高鉄の場合は約45分で苗栗に到着します。

苗栗駅に着いたらエスカレーターを降り、そのまま直進するとバス停があります。

バスは約1時間乗るので、トイレはバスが来る前に行くことをお勧めします。
高鉄(新幹線)で駅に着いてからバスが来るまで約15分程時間がありました。
駅構内にはコンビニなどもあるので軽食を買ってもいいかもしれません。
バスは普通の都市バスと同じタイプで各利用駅に停まります。
目的地の汶水エリアは終着駅です。

汶水エリアに到着しました。

朝は曇っていましたが、幸い晴れてきて青空が見え始めました。
帰りも同じバス停で乗車するので、時刻表の写真を撮っておくことをオススメします。

早朝に着いたので車の通りも少なく写真取り放題でした。

入り口を過ぎると道が直線的になっていて、線路ではないですがスタンドバイミー的な写真が撮れました。
この直線道を抜けると駐車場と建物が見えてきます。

建物は八角亭と呼ばれ、カフェとお土産コーナーがありました。
ここは休憩スペースになっており、お手洗いもここにあり、綺麗に整備してありました。

八角亭を抜けると生態湖と呼ばれる湖があります。
湖の辺りには鴨などの鳥がが住み着いており、湖には亀や魚が住んでいました。

水が綺麗なので魚がたくさんいるのが確認できます。
鴨やその他の鳥も人に慣れているのか近づいても逃げませんでした。

ピクニックは湖の近くで行いました。

皆で食べ物を持ち寄って食べ物を食べながらお喋りしました。
ピクニックはFacebookのグループで参加者を募って行われているそうです。
この近くには苺畑もあり、いちご狩りもできるそうです。

アクセス方法

台北から行く場合は利用する交通機関の台北駅から苗栗駅で下車し、苗栗駅で101Bのバスに乗り変え終点で下車します。

雪覇国家公園管理処 汶水遊客中心
苗栗縣大湖鄉100號

営業時間:9:00〜17:00
定休日:不定期
TEL:03 799 6100
公式サイト:雪霸國家公園
FACEBOOK:登峰造極 雪霸之美